地域活動のご紹介: 2011年2月アーカイブ

先日、報告した「森本中学校」での
講演
についての追加報告です。

なんと、
受講してくれた生徒さんたちから、
お礼のメッセージが届きました。

森本中学校の生徒さんより

講演から学んだことや、思ったこと、
農家への応援メッセージなど、
生徒さんそれぞれの言葉で、
ていねいに綴られていました。

「ぼくも人の役に立つ仕事につきたい」
「簡単な職業なんてない。ということを実感した」
「雑草に負けずに、おいしいお米と野菜つくってください」(笑)
などなど。

中には「将来、農業従事者になりたい」という生徒もいました!

森本中学校の生徒さんより


メッセージを読むにつれ、
伝えたかったことが、きちんと伝わっていたこと。
みなさんに、将来を考えるきっかけを与えられたこと。
をあらためて実感することができ、
とてもうれしくなりました。

森本中学校の生徒のみなさん、先生、
ありがとうございました。


前回に引き続き、
代表井村の講演の報告です。

2月12日土曜日、
会場は奥能登の珠洲市三崎町にある、
「金沢大学 里山マイスター 能登学舎」。


金沢大学 里山マイスター 能登学舎

 

「金沢大学 里山マイスター 能登学舎」は、
国立大学法人金沢大学が運営し、
能登の豊かな環境資源を活かして地域活性化を目指す、
若手リーダーを養成することを目的とした施設です。

なので、受講者は、
環境保全型農業を実践したい就農希望者、
都市部からⅠターン(移住)し、農産物の加工・販売を目指す方、
グリーンツーリズムで起業を目指す方など
奥能登の次世代を担うリーダー候補たちばかり。

2011年2月12日の井村講演

講演内容は、
代表の井村の就農から現在にいたるまでのこと、
有機栽培を行う大義、
大規模有機農業における具体的な技術、
農業の6次産業化にむけての取り組みなどなど。

講演が終わってからも受講者たちと、
情報交換し、奥能登の活性化について、
熱い議論が交わされました。

金沢大学 能登学舎のみさなさま、
受講者のみなさま、ありがとうございました。


2月10日木曜日
井村が自らの母校、森本中学校で講演しました。

2011年2月森本中学校で講演中の井村


テーマは「職業人に学ぶ会」。
講演者は井村だけじゃなく、
警察官、美容師、調理人、イラストレーターなどさまざま。

受講者は、まだあどけなさの残る、中学校1年生。
いろんな職業人の話を聞いて、
これから、キャリアデザインするうえでの糧にする、
というのが目的でしょうか。

受講者は、さまざまな職業人のなかから、
興味のある仕事を選んで、受講しているようです。
社長の講演には約30名。
残念ながら、女子の姿はありませんでした(笑)


講演は、
自己紹介からはじまり、
有機農業をはじめたきっかけとなった、
地元、八田の原風景の話、

農業の起源にもふれ、
みんなの生活、衣食住のすべては農業からはじまっていること。
農業はこれからも大切な産業であることを伝えました。

また、
自らが作った水飴を見せながら、
水飴の甘さの仕組みを理科の授業さながらに、説明。
中学校で習ったことが、いまの仕事にいかに役立っているかをお話しました。


その後、水飴の試食会になると、
それまで神妙な面持ちで聞いていた生徒さんたちの表情が一変!
水飴を囲んで、食べる。食べる。
甘いものに群がる、蟻のように、水飴のまわりは黒だかりになりました(笑)

農産物を加工、米あめに群がる学生たち

先生も思わずぺろり。

森本中学校で米あめに群がる学生たち


優しい甘さの水飴の裏側に隠れている、
農産物を作る人たちの努力、
試行錯誤の農産加工のことが、
少しでも、生徒さんたちに伝わってたら、いいですね。

森本中学校の生徒のみなさん、先生、ありがとうございました。

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